航海記録


~黒潮の源流部へ パート3
   フィリピン/ルソン島北東沿岸域 2013年~

舞台は、黒潮源流部。
2010年より、続けてきたこの調査も今回がいよいよ最終パートとなります。
そして、いままでのパートの中で一番厳しい海が予測される海域です。

日本を形つくっているという黒潮の恵みとは何か?
源流部海域での海と人の暮らしを、シーカヤックを使い調査してきます。

前回(2011年)、前々回(2010年)の調査では、ほとんど黒潮が動いていませんでした。
住んでいる人々も、黒潮の流れを意識しているところはありませんでした。
では、今回はどうなのか。
必ず黒潮が流れとして動き出す場所があると思っています。 

最終的には、この調査によって日本の豊かさ、暮らし、
自然観などを考えていきたいと思っています。


【活動概要】
遠征遂行者 :山岡耕作/運天陵/麻生弘毅/八幡暁
活動地域 :フィリピン ルソン島 北東部沿岸
活動期間 :2013年3月7日~27日
航行方法 :ホウェールウォッチャー3分割式 2艇(ウォーターフィールドカヤックス)